脳梗塞とは?症状、痛み、検査、治療、注意点など

脳梗塞とは、脳内の血管が詰まってしまい、脳の細胞が壊死してしまう病気です。

 

脳梗塞とは?症状、痛み、検査、治療、注意点など

 

脳梗塞は、突然発症し、また、そのまま死んでしまうこともある命に関わる恐ろしい病気で、命が助かろうともマヒなどが残って不自由な生活を強いられるようになる場合もあります。

 

アメリカの糖尿病患者の死亡原因の約7割が脳梗塞や心筋梗塞です。
以前は日本人の発症率はそれより少なかったのですが、最近では生活環境の変化によって日本人でも増加してきています。

 

また、糖尿病の人は、糖尿病でない人を1とすると、男性で2.22倍、女性で3.63倍もの脳梗塞を発症しやすいという研究報告(40歳〜69歳の男女約3.6万人を対象とした厚生労働省の「多目的コホート研究」による)があります。

 

 

原因

脳梗塞は、動脈硬化によって血液が流れにくくなるために起こります。
糖尿病になると、その動脈硬化の進行を早めてしまうのです。

 

動脈硬化が進行すると、血管の中の血液が流れるスペースが狭くなって、血管の中で血液が固まる血栓ができやすくなります。
血栓ができ血液が流れなくなると、詰まった先の細胞に酸素や栄養が届かなくなり、細胞が死んでしまう状態になる梗塞が起こります。

 

脳や心臓の細胞は再生することは無いので、梗塞により細胞が死んでしまうとその部分の機能は二度と復活できないため、後遺症が残るのです。

 

なぜ、糖尿病だと動脈硬化が起こりやすくなるのでしょうか?

 

動脈には、その外側から順に外膜、中膜、内膜という三つの膜があり、動脈硬化とはこの内膜部分に油分であるコレステロールが大量にとりこまれ、水に溶けるタンパク質がこのコレステロールを取り囲んでリポ蛋白に変化します。

 

血糖値が高いと、このリポ蛋白が酸化したり、ブドウ糖と結合して変化して、血管内膜にプラークという塊ができます。
このように糖尿病になると、動脈硬化を進行させやすくなるのです。 

 

血管の断面積の90%が塞がれないと自覚症状は発生しません。

 

しかし、プラークは徐々に大きくなるのではなく、突然破裂して血管内部を塞ぐため、元気な人でも 突然脳梗塞を発症することが多いのです。

 

脳梗塞とは?症状、痛み、検査、治療、注意点など

 

 

症状

脳梗塞の症状をご紹介します。
もし、症状が現われたなら、“すぐに救急車を呼んでください”。

 

脳梗塞や心筋梗塞は、命あるいは残る後遺症の程度に、発作が起きてから治療開始までの時間が大きく影響を与えるからです。

 

○脳梗塞 :左右どちらかの手足に力が入らない・動かせない、舌がもつれてうまく話せない、話したい言葉がすぐに出ない、食事中に箸を落とす、
めまい、意識障害、時間と共にこれらの症状が悪化

 

 

治療

(1)糖尿病の治療
血糖値のコントロールを行ないます。
食後の血糖値が強く影響すると言われていますため、食後すぐに通院して血糖検査をするか、自己測定の場合は、食前だけでなく食後1〜2時間の血糖値も測り、血糖値を確認します。
 ※空腹時血糖:130mg/dL未満 、食後血糖(2時間): 180mg/dL未満

 

(2)高脂血症(脂質異常症)の治療
血管にコレステロールが溜まるのを防ぐため、コレステロールや中性脂肪を低めにコントロールすることで、破裂しにくくできます。

 

(3)高血圧治療
血圧が高いと血管壁が傷つきやすく動脈硬化が進行します。
そのため、降圧剤などを服用し、血圧を下げて正常値になるようにコントロールします。

 

(4)メタボリックシンドローム治療
メタボリックシンドロームとは、血糖値や血圧、コレステロール値や中性脂肪の値が高くなり、内臓脂肪から動脈硬化を進行させる物質が分泌される病気で、それにより様々な病気を同時多発的に起こすため、複合生活習慣病とも呼ばれます。
そのため、血糖値がそれほど高くなくても動脈硬化が進行してしまうため、肥満を解消し内臓脂肪を減らすことが必要になります。

 

 

日常の注意点

(1)禁煙

タバコに含まれるニコチンは、アドレナリンというホルモンを分泌し、心拍数増加や動脈の収縮を起こすため、血圧上昇や血管壁を傷つける原因になります。
また、喫煙のために一酸化炭素が発生し、赤血球と結びついてしまうため、血液が酸素を運搬する能力が低下させます。

 

(2)お酒を控える
小量のアルコールなら動脈硬化の予防に効くようですが、ビール中瓶1本程度を超えるアルコールは危険性が増します。

 

(3)ストレスを溜めない
過度のストレスや緊張は、血圧を上昇させ、脳梗塞の原因になりますので、ストレスを解消し、リラックスる時間を作りましょう。

 

(4)定期的な検査
最近では、CTやMRIなど脳の断面を見て動脈硬化の進行状態を検査する方法があります。
症状の自覚が無くても、60歳を過ぎたころから毎年1回検査を受けるようにしましょう。
また、遺伝的な影響を受けやすい病気でもあるため、家族に病気になった人がいる場合には、特に検査を受けることをお勧めします。

 

(5)お風呂やトイレ
気温の急激な変化により、血管が収縮して血圧の急な上昇によって発作を起こす場合があります。
お風呂に入る前には、浴室や着替えは他の部屋と同じ温度にする、湯加減はぬるめにする、など気をつけましょう。

 

(6)コレステロールと塩分を控える
肉料理などコレステロールの多い食品を控え、野菜やキノコ、海藻類、青魚などコレステロールを下げる働きのある食物繊維を多く摂りましょう。
また、血圧コントロールのために塩分も控えるようにしましょう。

 

(7)適度な運動

運動は動脈硬化の原因となるコレステロールや血圧、血糖値を下げる効果があります。
また、血行も改善され梗塞を防ぐ働きもしますし、内臓脂肪の解消にも最適です。
しかし、いきなり無理な運動を始めると、かえって脳梗塞や心筋梗塞を起こす場合もありますから、主治医と相談しながら運動の強さを決めるようにしてください。
早歩きやジョギングなどの全身運動がお勧めです。

 

 

 

 

 

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